初カヌーですが、ガッカリ・・・

今年最初のカヌーツアーは、昨日の大雨で川が増水しているかと思い、今朝は下見とカヌーを運ぶ場所の草刈りをしてきました。

少々増水気味ではあるものの天気は良く、今年1番の暖かさかな?という印象でした。

カヌーツアーを行う琵琶瀬川上流の寿磯橋から下流を眺めます。

そして上流側もチェック

そして午前中は風も穏やかだったのですが、午後からは風が強くなり、今回はリピーターのお客様で、毎年3回以上は当宿のカヌーツアーにご参加して頂いていますので、状況も理解して頂いていますし、今年初としては安心してスタート出来ました。

但し、以前 国定公園の話し合いがあった時に初めて知った琵琶瀬漁港付近でカヌーが出来ないという事を看板に書いてあり、あの時から役場の観光課なども何も働きかけも無く、ただ観光でカヌーを楽しむ方々に注意書きとして書いていることにガッカリ・・・

状況を理解したカヌーガイドだけでも使えるルールとか、管理している北海道への働きかけがあっても良いように感じます。

以前にもお話をしたと思いますが、元々観光客も少ない地域で、国定公園になったからと言って、また縛りをきつくして、無駄に嫌われることもないのにと私はずっと思っていましたし、前回の会議でもお話もしましたが、浜中町は国定公園ありき、外部の人間は自然破壊をするっていうテイストなんですね。

実際に観光客が来てゴミを出して酷いなんていう話も聞いたことがありませんし、私が見ている限りで外部からカヌーをご自分で持ってきて、楽しんでいる方々に関して、酷いなんていう事を1度も感じたことがありませんが、そういう事ではないようで、ガッカリです・・・

ゴミに関しては、道路のゴミが浜中町内は酷いです。正直言って恥ずかしいレベルだと思いますし、国定公園だと胸を張りたいのであれば、ゴミの問題くらいはクリアしてほしいものです。コロナで観光客も減っているのに、実際のゴミは以前より酷くなっています。散歩に行ったお客様がゴミを拾ってくることもあったり、宿の入り口付近に空き缶を捨ててあったことも1度や2度ではありません。

また河口の漁港が使えないことにより、今後ガイドをお断りする機会が天候によって増えると思います。そのことも私も20年、その他の施設の方々もそれ以上の年月をカヌーでやってきたのに、一気に覆された事にもガッカリ・・・

そんななか、増水と強風でも河口のギリギリラインまで行きましたが、霧多布湿原内には不法投棄のような廃船が何隻もあります。私はこういう問題を解決してからの国定公園では?とも強く思っています。

そして今回、1番残念に思った事がこれです。

元々、休憩ポイントで実際に利用していた場所ですが、この自然の中に不自然な人工物・・・

この人工物の看板には、お客様も不自然だと言っていましたし、船も良くないと言っていました。

これが本当のユーザー側の本音の意見です!

私は、こういう意見を何度も聞いていますので、自然破壊するっていう事や保護をするって観点も大切ですが、共存する大切さもあると思います。

国定公園になったから行こう!と思う方々は少数だと思いますが、最近は浜中町内の各観光ポイントに色々と注意書きの看板が増えて、私は残念に思っています。

私は自然保護団体的な思想も全くありませんし、常識的な感覚で、観光客目線で物事を考えていると思っていますが、今日は残念な気持ちでしかありません!

 

気分を切り替えて、今日の景色!

実際に浜中町に来て、観光や体験をして色々と感じる事もあると思いますが、良いところも沢山ありますので、どうか浜中町を嫌いにならないで下さいね!

コメント