野生生物というものは、毎日のように同じというわけでもなく、ガイドが案内をしても絶対に見ることが出来るというものでもありません。
ガイドの私は写真撮影もしますし、実際に観察することも好きなので、自分自身でも行ったりもします。そして近況などは責任を持って確認をして対応することを心掛けています。もちろん確認していないことがあれば、確認していないという事もハッキリと回答しています。
そのため、必ず見れる保証はないことをご理解頂いてから、エゾフクロウやエゾモモンガを含め、野生動物や野鳥のガイドは受け付けています。
今回は、そのお話を含めて、ガイドツアーのお話をしようと思います。
お話は前後しますが、ここ2日間はブログで暴風雪の中でエゾフクロウのガイドをしたお話をしましたが、この日は天気は悪いものの、撮影としては最高の状況でした。
しかし、夕方のモモンガは、暗くなってからも出てこなく、何とか証拠写真程度の状況から出てきたのでした。
撮影は楽しいのですが、もちろん暴風雪なので雪も風も強くなり、日中も気を付けながらのドライブ、帰りの道中もホワイトアウトもあったりと運転も大変でした。
また、この嵐の前にもフクロウとモモンガのガイドに出ていたのですが、日中にフクロウのポイントに行くも、何故か何処に行ってもいなくて、結局ポイントを増やしていきましたが、結果的には見ることが出来ませんでした。
フクロウがいなくて、途中でタンチョウの撮影も行きました・・・
こんなことはありませんが、他の場所で同じようにフクロウのポイントを周っている方々が何処に行ってもいなかったようで、私達だけではありませんでした・・・
そして夕方になりモモンガのポイントに行くと、撮影者も多く、わりと話し声も多くてザワザワした感じでしたが、日の入り前の比較的明るい時間から出てくれて、撮影も楽しいものでした。
2匹でいたり・・・
木の上でポーズ!
そして初めての経験でしたが、地面でエサを食べることもあるのですね!!
地面でモグモグタイム!!
感動しました!!
フクロウもモモンガも良い状況で撮影出来れば最高ですが、難しさを感じたりもします。
後日、フクロウが見れなかったお客様から、次の日に自分で行ったときに見れたし、モモンガの撮影も出来たので良かったとご連絡を頂きました。
また暴風雪の日にご案内のお客様にもフクロウが2羽でいたり、雪景色で動きのある撮影が出来たので、モモンガの撮影は難しかったけど満足です!と言って頂きました。
そのようなご理解のあるお客様だからこそ、1番最悪の状況にまでならないと感じたりします。
私もガイドの時は、色々な状況を想像して対応をしていますが、やはり野生動物が相手という事の難しさを改めて感じました。
そして今週末もガイドがありますが、良いガイドツアーになればと願いつつ、対応したいと思っています。
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